研究課題
2020-2021年度では2018-2019年度にて開発したソフトの改良を継続的に行うとともに、2020年度では現行の低線量CT検診用撮像プロトコールにおいて,逐次近似再構成法や逐次再構成法を応用した再構成アルゴリズムを用いることにより,X線被曝を単純写真と同程度に低減した超低線量CT撮像を可能にするプロトコールを作成する際に,CT値の精度保証が必要であることから,研究分担者である藤田医科大学 大野教授を中心にPhantom Laboratory社製COPDGene IIファントムを購入し,各種条件でCT値の評価を行った。また,新たに人工知能を応用した再構成法を開発し,従来の手法との差を評価し,北米放射線学会が主催するRSNA 2020にて発表した。また、2021年度では引き続き、研究分担者である肺疾患定量評価とRadiomics解析によるUHR-CT撮像法と再構成法策定のため実験を継続し、本研究成果は北米放射線学会のRSNA 2021, 欧州放射線学会(European Society of Radiology)のECR 2022や第13回呼吸機能イメージング研究会学術集会にて発表した。あわせて,海外一流誌に投稿するたえに論文執筆を開始する予定である。
すべて 2022 2021
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)
Japanese Journal of Radiology
巻: - ページ: -
10.1007/s11604-022-01270-5
European Journal of Radiology
巻: 134 ページ: 109410~109410
10.1016/j.ejrad.2020.109410
Acta Radiologica
10.1177/02841851211044973