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2022 年度 研究成果報告書

去勢抵抗性前立腺癌のRa-223療法におけるNaF PET/MRの有用性検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07714
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

野上 宗伸  神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授 (30464267)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードPET/MRI / 高速撮像法 / 定量解析 / BPL / ZTE / 深層学習
研究成果の概要

過去5年間の研究により、全身PET/MRIの高速撮像のためのプロトコールが確立された。この研究では、骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌患者の全身NaF PET/MRI撮像方法が確定された。また、PETのファントム試験により、高速撮像のための最適なパラメータ(β値)が実証された。さらに、骨の減弱補正を加味した画像再構成の検討が行われ、深層学習を用いた骨の減弱補正法が従来の方法よりも正確な定量値を提供することが示された。これにより、去勢抵抗性前立腺癌の骨転移巣の正確な評価が可能になった。この研究は米国核医学会2022および欧州核医学会2022で発表され、Diagnostics誌にも掲載された。

自由記述の分野

核医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の対象となる骨転移巣を有する去勢抵抗性前立腺癌をはじめ、長い時間安静を保つ事が難しい症例において、PET/MRI撮像の高速化は患者にとって有益となりうるとともに、検査の完遂率を向上させると考えられる。今回単純に高速化を狙うのではなく、従来法と比して定量値の精度や診断能を損なう事なく高速化を達成することが出来たため、今後のPET/MRIを用いた臨床検査において広く応用可能と考える。

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公開日: 2024-01-30  

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