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2020 年度 研究成果報告書

小児後天性脱髄性疾患に対するオーダーメイド治療の遺伝学的基盤の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07821
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関九州大学

研究代表者

石崎 義人  九州大学, 大学病院, 特別教員 (20572944)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード後天性脱髄症候群 / エキソーム解析 / iPS細胞
研究成果の概要

小児の急性脳炎・脳症は、発症まで健康に過ごしていた児に重篤な後遺症を残すことが多く、患児のみならず家族への心理的社会的影響も大きい。疫学調査は行われているが病態解明が不十分であり、特異的な治療法も開発されていない。本研究では急性散在性脳脊髄炎、多発性硬化症、および視神経脊髄炎を中心とした後天性脱髄性症候群に焦点を絞り、臨床情報とエキソーム解析による遺伝的情報を組み合わせ、小児ADSの最適なオーダーメイド治療のための情報基盤の作成と、多能性幹細胞由来神経細胞およびグリア細胞を用いて病態解明を行った。

自由記述の分野

小児神経

研究成果の学術的意義や社会的意義

後天的な中枢神経系の炎症性脱髄を特徴とする神経疾患の総称であり、急性散在性脳脊髄炎、多発性硬化症、視神経脊髄炎を含む概念である。疫学調査の情報によると我が国の小児ADEMの推定罹患率は小児10万人当たり年間0.40人、小児MSの発症頻度は小児10万人当たり0.69人、NMOの発症頻度は小児10万人当たり0.06人であり、その発症には遺伝的因子が関与する。iPSCから神経細胞への分化し培養することができた。

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公開日: 2022-01-27  

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