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2020 年度 研究成果報告書

NUDT15のファーマコゲノミクスに基づく6MP用量設定の最適化

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07836
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関国立研究開発法人国立成育医療研究センター

研究代表者

大隅 朋生  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児がんセンター, 医長 (00383878)

研究分担者 加藤 元博  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 診療部長 (40708690)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード癌
研究成果の概要

小児急性リンパ性白血病や、リンパ腫に用いられる必須の薬剤である6メルカプトプリン(6-MP)の代謝は個人差が大きいことが知られている。本研究では、6MPの耐用量に影響を与えるNUDT15遺伝子の多型に着目して解析を行った。979人の白血病の患者の予後をNUDT15の多型ごとに比較した結果からは、予後に差がないことが確認され、NUDT15の適切な減量により治療効果は維持できることが示された。また、NUDT15の両アレル多型の患者37名の臨床情報を収集し、平均の6MP耐用量が5.2mg/m2であることを確認し、調整する至適な投与量の設定につながる成果を得た。

自由記述の分野

小児造血器疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

NUDT15を主なテーマとして、事前の多型タイピングに基づく適切な用量設定により、合併症の回避をしつつ李朝効果を維持できることを示した。ファーマコゲノミクスの成功例として、診療に実装するためのエビデンスにつながる。

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公開日: 2022-01-27  

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