• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

新規超微量定量法を用いた超早産児血漿中脂肪酸組成の経時的変化と慢性肺疾患の関係

研究課題

研究課題/領域番号 18K07860
研究機関大阪医科大学

研究代表者

荻原 享  大阪医科大学, 医学部, 准教授 (00211128)

研究分担者 安井 昌子  大阪医科大学, 医学部, 助教 (70550218)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード新生児慢性肺疾患 / 脂肪酸組成 / 超早産児 / ガスクロマトグラフィー質量解析 / 超微量定量
研究実績の概要

まずは、測定装置であるGas chromatography-Mass spectrometry (GCMS)のoverhaulを行い、その後、performanceの確認を兼ねて、半年間、standardによるGCMS解析programの構築と、検体の再現率、回収率の検討を行った。幸い、実際の新生児sampleでも、対象となる24種類のすべての脂肪酸で、再現率、回収率ともCVは5%以下で、測定を開始したところである。
実際に測定予定の脂肪酸は、以下の通りである。
ω-6系: Linoleic,γ-linolenic, Eicosa-dienoic, Dihomo γ-linolenic,arachidonic, adrenic, osbond, ω-3系 : α-linolenic, EPA, DPA, DHA, ω-9系 : Oleic, Gondic, Mead, Erucic, Nervonic, Saturated fatty acids: Lauric, Myristic, Myristoleic, Palmitic, Palmitoleic, Stearic, Arachidic, Behenic, Lignoceric

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

測定装置であるGas chromatography-Mass spectrometry (GCMS)のperformanceが予想以上に低下していたため、overhaulに、想定外の時間と費用を費やしたことと、対象脂肪酸の種類が多く、同時解析のprogramを構築するのに、さらに時間がかかったためである。

今後の研究の推進方策

実際の新生児検体でも、十分なperformanceが確認できたので、まずはひたすら測定を行う。Dataが揃った時点で統計解析等を行う予定であるが、おそらく測定そのものに1年以上の時間が必要であると予想している。

次年度使用額が生じた理由

検体を使った脂肪酸分析を始める前に、測定装置であるGas chromatography-Mass spectrometry (GCMS)のoverhaulを行ったが、予想以上にperformanceが低下していたので、想定外の出費となり、さらに、解析プログラムの構築にも時間がかかったため、予定したほどの消耗品を購入できず、次年度使用額が発生した。
次年度は主に測定のための消耗品の購入にあてる予定である。

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi