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2020 年度 研究成果報告書

肝がんの分化多様性におけるエピゲノム制御システムの意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07900
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

南 達也  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60459401)

研究分担者 立石 敬介  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20396948)
中塚 拓馬  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50772042)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード肝癌
研究成果の概要

がんのtumor herterogeneityは治療反応性の不均一性の原因であり、分子機序解明は重要である。肝がんにも胆管がん様成分が混在し悪性度が増加する場合があるが、その発生機序は未解明である。肝がんゲノムリシークエンスにより、肝がんの一部にIDH変異が同定されたが、この変異は代謝やエピジェネテイクスなどに影響し、細胞分化異常にも寄与する。本研究はIDH変異が肝がんの胆道系を含めた分化の不均一性形成に及ぼす影響を検証する。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では肝がんの発生や進展における分化異常に対するIDH変異の影響について、遺伝子改変マウスおよび肝がん幹細胞の解析、さらには臨床検体を用いた検討を行い、臨床的マーカーとしての可能性も検証する。IDH変異が肝がん幹細胞のレベルにおける分化制御に及ぼす影響を解析できる点で学術的意義が高い。さらにIDH遺伝子変異については、すでに変異特異的な阻害化合物の開発もなされていることも併せ、将来的には特異的分子標的治療および診断法の開発に直結する創造性も有している。

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公開日: 2022-01-27  

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