研究課題
以下の4つの研究成果が得られた①好酸球性食道炎の治療における各種PPIとP-CABの比較について、症状改善、内視鏡改善、組織学的改善を検討した。ラベプラゾール10㎎、20㎎、エソメプラゾール20㎎、ボノプラザン20㎎はいずれにおいても同等の効果であることが判明した。②無症候性好酸球性食道炎と症候性好酸球性食道炎の違いを免疫組織化学的に検討した。その結果、IgG4、Eotaxi-3などについてその発現に有意差は認めなかった③特異的IgG4を測定し、好酸球性食道炎に関連する食物抗原の同定を試みた。試料を集積しているが、一部高値を認める症例が存在していた。④アレルゲンパネル検査と好酸球性食道炎の臨床特徴を検討した。感作抗原が多いクラスターでは嚥下困難など症状が多いことが判明した。
2: おおむね順調に進展している
現在、更なる症例数の増加を行い、結果がでたものに関しては成果をまとめて論文作成中である
論文作成して受理を目指す予定である
前年度の研究費でカバーできたため次年度は論文作成費、発表のための出張費用などが計上される見込みです
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