研究成果の概要 |
B型肝炎の肝硬変(LC)、肝癌(HCC)進展とHLA class IおよびKiller-cell immunoglobulin-like receptor (KIR) との関連を明らかにすることを目的とした。B型肝炎280例のうち、LC患者(n = 40)ではKIR2DS4/HLA-C2が(LC vs. 非LC:12.5% vs. 4.2%, OR 3.29, P = 0.029)、HCC患者(n = 39)ではKIR2DS3が有意に多かった(HCC vs. 非HCC:30.8% vs. 14.9%, OR 2.53, P = 0.015)。KIR/HLAの多様性はLCやHCC進展に関連する。
|