現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在トランスジェニック法により作成された抗ヒトIl-12 p40抗体の血中濃度と抗薬物抗体濃度の測定系を確立し、臨床検体を用いてその有用性の検討を開始している。現在までに明らかになってきたことは、トラフ値として抗p40抗体の有効濃度は1.0μg/mlが必要で、この薬剤に対する抗薬物抗体の出現率はこれまでの抗サイトカイン抗体と比較して非常に低いことが明らかになりつつある。これらの結果について現在さらに献体数を増やして検討中である。最終年度には論文として投稿できそうな段階にまできている。
|