研究課題/領域番号 |
18K08033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2019-2020) 滋賀医科大学 (2018) |
研究代表者 |
ZANKOV DimitarP 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (20631295)
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研究分担者 |
扇田 久和 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50379236)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | Inherited arrhythmia / Brugada syndrome / Sodium channel / Ubiquitination |
研究成果の概要 |
Brugada症候群家系の全エクソン解析の結果、TMEM168遺伝子にp.R539Qのヘテロ変異を同定した。HL-1細胞にTMEM168-R539Qを発現させたところ、著明なNaV1.5の発現低下とNa+電流減少が観察された。Tmem168-R539Qノックインマウスでは、薬物投与にて心室頻拍および伝導障害が誘発された。またこのノックインマウスの心室筋でもNaV1.5の発現低下とNa+電流減少を認めた。これらの変化はNaV1.5へのNedd4-2の結合の増加とユビキチン化に依存していた。本結果は、TMEM168変異がBrugada症候群の不整脈発生に関与していることを示している。
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自由記述の分野 |
Cardiac electrophysiology
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This study identified novel genetic variant associated with Brugada Syndrome. TMEM168 protein carrying the mutation is localized in the nuclear membrane and so far has unknown function. The mechanism of modulation of Na+ channel is unusual and will contribute to understanding of arrythmogenesis.
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