患者登録後のフォローアップの心エコー検査に ついて実施中であり2021年度中にフォローアップデータについても登録完了予定である。後ろ向きの観察研究については解析が完了し、%proBNPと心エコー上のEFの改善との関連性が得られた。 本研究結果では観察期間に左室駆出率が改善した症例と非改善例での%proBNPの心不全入院の急性期における評価を行った。EF改善者には%proBNPの変動が認められた。BNPの個別分子の比率が心機能の改善に関連する可能性をが示唆される結果が得られた。かかる検討から急性心不全の初期のmatureBNP濃度が長期的なリバースリモデリング に関連する可能性が示唆された。
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