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2023 年度 研究成果報告書

ナノバブル化アポA-I模倣ペプチドと超音波による新規動脈硬化治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関福岡大学

研究代表者

今泉 聡  福岡大学, 医学部, 教授 (60609478)

研究分担者 三浦 伸一郎  福岡大学, 医学部, 教授 (20343709)
朔 啓二郎  福岡大学, 医学部, 教授 (40183371)
立花 克郎  福岡大学, 医学部, 教授 (40271605)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードアポ蛋白A-I模倣ペプチド / ナノバブル / 抗動脈硬化作用 / 抗炎症作用
研究成果の概要

アポ蛋白A-I模倣ペプチドFAMPの抗動脈硬化作用を増強させる方法を検証した。FAMPとナノバブルを同時にマウス大動脈に作用させることで、ナノバブルが動脈硬化病変へ集積することが明らかとなった。またFAMPには、動脈硬化の原因となり得る炎症性サイトカインを抑制する作用があることを明らかにし、ナノバブルと併用する事でその作用が増強されることを示した。FAMPを構成するアミノ酸の一部を変えることにより、コレステロール引き抜き作用がより強いペプチドを作成し、その抗動脈硬化作用を証明した。

自由記述の分野

動脈硬化

研究成果の学術的意義や社会的意義

心血管疾患は日本人の死因の第2位であり、その原因となる動脈硬化の発症予防、治療が重要である。本研究では、善玉といわれるHDLの機能を増強させる作用をもつアポ蛋白A-I模倣ペプチドFAMPを改良し、その抗動脈硬化作用を高める方法を検証した。本研究で明らかとなったFAMPとナノバブル併用の効果、FAMPの抗炎症作用、改良型FAMPの抗動脈硬化作用から、動脈硬化性疾患の克服に向けた新たな治療薬への開発へ繋がっていくと考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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