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2020 年度 研究成果報告書

心臓サルコイドーシスに対する抗菌薬治療の炎症進展抑制効果を検討する探索的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08092
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

草野 研吾  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (60314689)

研究分担者 福田 哲也  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (90443506)
中村 一文  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (10335630)
田原 宣広  久留米大学, 医学部, 教授 (10320186)
江石 義信  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70151959)
濱崎 俊光  大阪大学, 国際医工情報センター, 招へい教授 (40379243)
坂本 央  旭川医科大学, 大学病院, 診療助教 (30536115)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード心臓サルコイドーシス
研究成果の概要

本試験の目的は、心臓サルコイドーシス患者において、副腎皮質ステロイドによる標準治療にクラリスロマイシンとドキシサイクリン塩酸塩の2剤併用療法を追加することで、抗菌薬を投与しない標準治療群と比較して、心臓における炎症進展抑制に対する効果および安全性を、多施設、無作為化、比較試験にて評価することである。抗菌薬はクラリスロマイシン1回200mgを1日2回24週投与、ドキシサイクリン塩酸塩水和物を1回100mg、1日1回22週投与を行った。2016年12月12日に国立循環器病研究センターの倫理委員会を通過、直ちに試験を開始し、29例の症例が登録され、現在フォローアップを行っている。

自由記述の分野

循環器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓サルコイドーシスは原因不明の肉芽腫性疾患であり、現在経験的なステロイド治療が終生行われているが、副作用の問題や再燃例が少なからず存在することが問題となっている。今回の研究で心臓サルコイドーシスに対する抗菌薬の有効性が確認されれば、原因としてのアクネ菌説を支持する結果となるだけでなく、現在ステロイドなどの免疫抑制治療に加わる新たな治療法を提供できる可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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