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2022 年度 研究成果報告書

非虚血性心不全における冠微小循環障害のメカニズム解明と治療戦略開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08110
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

辻田 賢一  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (60571263)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード心不全 / 冠微小循環障害 / 心筋症 / 心筋虚血 / 冠内圧 / 冠血流 / 心筋エネルギー代謝
研究成果の概要

本邦の高齢化に伴い心不全患者が激増し心不全パンデミックの様相を呈している。高齢者心不全の病態には冠微小循環障害(Microvascular Dysfunction: MVD)が潜んでいることが想定されているが、その評価指標も確立しておらず、評価指標の確立と標準化が求められていた。
本研究から、MVD評価指標の確立・標準化への道筋がつけられると同時に、高齢者心不全の主体である非虚血性心不全の多くのカテゴリーにMVDが潜んでいることが明らかにされた。また、これらのMVDへの治療戦略としていくつかのオプションの可能性が示唆され、これらの成果はガイドラインに記載された。

自由記述の分野

虚血性・非虚血性心不全

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究から得られるデータは、そのまま高齢者心不全の基盤病態解明に直結し、治療戦略提示に繋がるものである。
本研究から、MVD評価指標の確立・標準化への道筋がつけられ、今後本邦並びに海外においても一定の侵襲的診断手順IDPが標準的に行われ、MVD研究の共通言語となり得る。国内におけるMVD研究組織が構築され、更には国際共同研究が推進される事で、MVD研究のスピードアップが期待される。本研究からMVDへの治療戦略としていくつかのオプションの可能性が示唆され、これらの成果がガイドラインに記載されたことは社会的意義が大きい。

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公開日: 2024-01-30  

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