研究課題/領域番号 |
18K08192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
丸山 淳子 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (50263017)
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研究分担者 |
丸山 一男 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 教授 (20181828)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 肺高血圧症 / 線維化病変 / 肺血管 |
研究成果の概要 |
呼吸器疾患関連肺高血圧症(PH)の病態解析を目的とし、肺線維症関連PH動物モデル作成をラットを使用して様々な方法で試みた結果、ブレオマイシン気管内投与により作成した。肺線維化病変、肺高血圧重症度、右室負荷の程度を評価したが、線維化重症度とPH重症度との関連、血管病変の主座となるコンパートメントを確認するにはさらに多くの検体で引き続き検討を要すると考えられた。
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自由記述の分野 |
生理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、新しい血管拡張薬が次々に認可され肺動脈をターゲットとした肺動脈性肺高血圧症(PAH)の生存率は改善する傾向にあるが、依然として呼吸器疾患関連PHでは治療に抵抗性で予後が悪い症例が報告されている。今回の研究で作成したブレオマイシンによる肺線維症関連PH動物モデルを用いて呼吸器疾患と血管病変の解析により病態解析を発展させれば治療抵抗性症例の治療改善につながる可能性があると考えられる。
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