研究課題
基盤研究(C)
若年健常人20名を対象に、気流閉塞体感器を用いない非負荷時と、体感器を使用する負荷時の安静時機能的MRIを撮像した。気流閉塞体感器を用いて呼吸困難時には、1)1次感覚野―前部帯状回―2次視覚野―前部島回、2)1次運動野―補足運動野、3)中側頭回後部―前頭眼窩部とのconnectivityが増加した。以上の結果より1)は感覚と感情関連野、2)は運動関連野、3)は感情制御野の活動が示唆された。
呼吸器内科
他覚的に評価しにくい呼吸困難を機能的MRIで可視化することに成功した。このことは呼吸困難の発生機序の解明および治療に貢献すると思われる。