人工知能による皮膚腫瘍の分類において,当初行っていた14診断から3疾患追加して17診断に増加させてその正答率などの変化をみたところ,ほとんど正答率に影響を及ぼさなかった.しかしながら,追加した3診断のなかでの正答率は平均以下であったことから,追加した3疾患の判別が難しいことが明らかとなった.今後は区別が難しい疾患群の特徴について検討を進める.
正答率が使用するアルゴリズムにより異なり,特に写真の枚数が少ない場合にその影響が大きいことが分かってきた.教師データ数に応じたアルゴリズム選定が必要な可能性があることを示した.
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