研究課題/領域番号 |
18K08312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
星野 仁彦 国立感染症研究所, ハンセン病研究センター 感染制御部, 室長 (20569694)
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研究分担者 |
深野 華子 国立感染症研究所, ハンセン病研究センター 感染制御部, 研究員 (40807541)
酒井 香奈江 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 特命助教 (60599447)
吉田 光範 国立感染症研究所, ハンセン病研究センター 感染制御部, 主任研究官 (70772630)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 抗酸菌 / ゲノム解析 |
研究成果の概要 |
10株以上のブルーリ潰瘍原因菌菌株について、次世代シークエンサー(NGS)を用いて全ゲノム核酸解析を行ってきた。分離菌は地域差があり、分離地域ごとに類似した菌種が固まっていることを見出した。8株のメチル化について、NGSを用いて解析を行った。アフリカ株とアジア株で全ゲノム領域において、メチル化の程度が異なることが示唆された。我々はマウスへの感染実験において、病原性が異なることを示しているが、この原因にメチル化の程度が関与している可能性を考え、より多くの菌株のメチル化解析を行なったところ、アフリカ株集団とアジア株集団での相違が明確化されたので、成果を論文としてまとめて発表する予定とした。
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自由記述の分野 |
抗酸菌感染症
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アフリカ株とアジア株が異なることが示されつつあり、ブルーリ海洋に対する対策にも地域差を考慮する必要があることが示唆されつつあり、国際的疫学研究にもインパクトのある成果となりつつある。
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