海外との共同研究の中で慢性GVHDの新規血漿バイオマーカーとしてWntシグナルの調節因子であるDickkopf-related protein 3(DKK3)を、閉塞性細気管支炎(BOS)の治療効果や予後に相関する新規バイオマーカーとしてMMP9を報告した。日本人と白人の慢性GVHDの特徴の国際比較を行い報告した。慢性GVHDの病態と予防法、治療法に関する2020年国際コンセンサス策定に参加した。学会のレジストリデータベースと日本全国がん罹患データベースを活用し、移植後二次固形がんの予後解析の結果を報告した。同学会レジストリを用いて治療関連移植後骨髄系腫瘍の解析結果を報告した。
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