研究課題/領域番号 |
18K08422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター) |
研究代表者 |
森 晶夫 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 先端技術開発研究部, 部長 (80251247)
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研究分担者 |
神山 智 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 先端技術開発研究部, 研究員 (20626783)
神沼 修 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (80342921)
大友 隆之 東京薬科大学, 薬学部, 助教 (90463108)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ステロイド抵抗性 / 気管支喘息 / T細胞 / 炎症 |
研究成果の概要 |
重症喘息の特徴づけるステロイド抵抗性喘息モデルを活用し、種々のシグナル伝達阻害剤を用いて、T細胞レベルのステロイド抵抗性を担うシグナル伝達経路を明らかにする目的に、1)卵白アルブミン(OVA)特異的ヘルパーT細胞(Th)クローンのin vitroステロイド感受性の解析、2)Thクローン移入喘息モデルでのin vivoステロイド感受性の解析、3)オミックス解析(in vitro )を実施した。ステロイド抵抗性候補分子と考えられるキナーゼの阻害剤を入手し、in vitro、in vivoでの、ステロイド抵抗性の減弱効果あるいはステロイドとの相加、相乗作用を解析した。
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自由記述の分野 |
アレルギー、気管支喘息
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国の重症喘息の特徴は、1) 成人発症、2) 非アトピー型、3) T細胞レベルのステロイ ド抵抗性である。本研究においては、T細胞レベルのステロイド抵抗性喘息モデルを活用し、オミックス解析、種々のシグナル伝達阻害剤を応用して、共シグナルの下流に位置するステロイド抵抗性を担うシグナル伝達分子、経路を解析した。低分子のステロイド抵抗性制御薬が実現すれば、アレルギー分野にとどまらず、重症炎症性疾患に共通の画期的な成果となる。本研究を進展することで、現時点では未だ解明されていないステロイド薬の抗炎症作用機序が同定できる可能性がある。
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