研究課題/領域番号 |
18K08473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
坂野 僚一 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 准教授 (80597865)
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研究分担者 |
有馬 寛 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50422770)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 肥満 / 食嗜好 / 高脂肪食 / 報酬系 / インスリン / レプチン |
研究成果の概要 |
脳内報酬系は食嗜好において重要な役割を担う。報酬系のニューロンはレプチン、インスリンおよび炎症による調節を受けている。これら3つの因子を制御するprotein tyrosine phosphatase-1B (PTP1B)が高脂肪食に対する嗜好性に与える影響を調べたところ、 報酬系の中脳腹側被蓋野におけるドーパミンニューロンにおいて高脂肪食への嗜好形成に寄与することが示唆された。
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自由記述の分野 |
医歯薬学 内科系臨床医学・代謝学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ファーストフードの過食は肥満となる。ファーストフードに代表される高脂肪食への食嗜好について脳内報酬系ニューロンに着目し解析したところ、少なくともドーパミンニューロンにおけるprotein tyrosine phosphatase-1B (PTP1B)というタンパク質が高脂肪食への嗜好形成に寄与することが示唆された。ファーストフードへの食嗜好性の解明は将来における抗肥満薬開発への一助となる。
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