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2020 年度 研究成果報告書

2型糖尿病における遺伝子・環境相互連関情報ネットワークの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08493
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関近畿大学

研究代表者

馬場谷 成  近畿大学, 医学部, 講師 (10449837)

研究分担者 池上 博司  近畿大学, 医学部, 教授 (20221062)
川畑 由美子  近畿大学, 医学部, 准教授 (80423185)
能宗 伸輔  近畿大学, 医学部, 准教授 (90460849)
廣峰 義久  近畿大学, 医学部, 講師 (30460851)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード疾患感受性遺伝子 / 2型糖尿病 / NSYマウス
研究成果の概要

本研究では、疾患モデルマウスを用いて2型糖尿病関連形質の感受性遺伝子同定を行った。マウス14番染色体のテロメア側、11番染色体上の中央部に、ストレプトゾトシン感受性(膵β細胞脆弱性)遺伝子座をマップした。また、11番染色体に、高血糖感受性遺伝子座、インスリン分泌不全遺伝子座、脂肪蓄積遺伝子座を同定し報告した。ヒトを用いた研究では、2型糖尿病患者の表現型パネル作成を行っているが、その過程で特異な症例を発見し報告した。また、1型糖尿病・2型糖尿病・内分泌疾患における多数例での表現型解析、遺伝子解析を行った。

自由記述の分野

内分泌・糖尿病

研究成果の学術的意義や社会的意義

2型糖尿病は、複数の遺伝子により構成される遺伝因子と環境因子の複雑な相互作用により発症する多因子疾患であり、特にヒトにおいて、それらの因子の解析は困難である。本研究では、背景因子を出来るだけ均一にしたコンジェニックマウスを用い、膵β細胞脆弱性や2型糖尿病関連形質の原因遺伝子領域を特定した。今後、それらの情報がヒト糖尿病における発症メカニズムの分子遺伝学的解明や、診断や治療に寄与すると思われる。また、ヒトを用いた研究で今回得られた多数の知見は、糖尿病臨床の現場で大いに役立つものと思われる。

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公開日: 2022-01-27  

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