研究課題/領域番号 |
18K08523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
石垣 泰 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50375002)
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研究分担者 |
佐々木 章 岩手医科大学, 医学部, 教授 (40275540)
長谷川 豊 岩手医科大学, 医学部, 特任講師 (90451559)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 肥満 / 生活習慣 / インスリン抵抗性 / 脂肪肝 |
研究成果の概要 |
褐色脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインのひとつであるCXCL-14の血中濃度が、2型糖尿病患者のインスリン抵抗性や肥満度、脂肪肝と関連することを明らかにし、論文報告を行った。また、住民ベースの横断データから成人後の10㎏以上の体重増加はメタボリックシンドロームをはじめとする代謝異常の危険因子であり、体重増加群では非増加群に比べて朝食抜きや活動量不足、不適切な睡眠時間といった好ましくない生活習慣を有していることが分かり論文報告を行った。
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自由記述の分野 |
代謝学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CXCL-14は脂肪肝やインスリン抵抗性を評価できる新しいバイオマーカーとして、臨床応用が期待できる。 成人以降の体重増加は朝食抜きや活動量が低いといった好ましくない生活習慣と関係することが示唆された。また、成人以降体重増加群ではメタボリックシンドロームや高血圧、脂質異常といった代謝疾患と強く関わっていたことから、生活習慣を是正して中年期の肥満を予防することが生活習慣病予防に重要であるというメッセージの発信につながり、地元の新聞などで紹介された。
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