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2020 年度 研究成果報告書

乳癌の術前内分泌療法の新しい効果予測因子の検討-血管新生からのアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08583
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関日本医科大学

研究代表者

武井 寛幸  日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (40261846)

研究分担者 坂谷 貴司  日本医科大学, 医学部, 教授 (50431903)
瀧澤 俊広  日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (90271220)
栗田 智子  日本医科大学, 医学部, 講師 (70619204)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード乳癌 / 術前内分泌療法 / エストロゲン受容体 / 腫瘍浸潤リンパ球 / 血管新生 / Ki67標識率 / 無増悪生存期間
研究成果の概要

手術可能乳癌の術前内分泌療法の効果予測因子として、実臨床の解析により、臨床病期=早期、組織型=乳管癌、エストロゲン受容体=高発現が同定された。さらに、術前内分泌療法で治療された患者の再発や死亡リスク因子として、腫瘍微小環境、血管新生因子の免疫組織化学染色により、腫瘍浸潤リンパ球(CD8、FOXp3)、血管内皮(CD31)、脈管侵襲が同定された。これらの結果は乳癌診療における術前内分泌療法の標準化へ向けての重要なエビデンスになると考えられる。

自由記述の分野

乳腺疾患の診断と治療

研究成果の学術的意義や社会的意義

手術可能乳癌に対する術前内分泌療法の有効性を、実臨床にて目的別コホート(手術縮小、手術回避、予定手術までの治療)、臨床病理学的因子、無増悪生存期間、術後無再発生存期間との関連性において検討し、さらに、免疫組織化学染色により腫瘍微小環境、血管新生の観点からも検討した価値あるものと考えられる。これらの結果は乳癌診療における術前内分泌療法の標準化へ向けての重要なエビデンスになると考えられる。また、COVID-19パンデミック下で手術回避という観点からも本研究結果の重要性は高いと考えられる。

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公開日: 2022-01-27  

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