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2020 年度 研究成果報告書

潰瘍性大腸炎関連癌におけるRNAメチル化マーカーの臨床的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08591
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関三重大学

研究代表者

井上 靖浩  三重大学, 医学系研究科, 客員准教授 (20324535)

研究分担者 問山 裕二  三重大学, 医学系研究科, 教授 (00422824)
奥川 喜永  三重大学, 医学部附属病院, 講師 (30555545)
藤川 裕之  三重大学, 医学部附属病院, 助教 (40616091)
荒木 俊光  三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (70343217)
楠 正人  三重大学, 医学系研究科, 寄附講座大学教員 (50192026)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード潰瘍性大腸炎 / 大腸癌 / メチル化
研究成果の概要

あらたなエピゲノムとしてDNA・RNAメチル化の癌化における機序が、近年相次いで報告されてきている。今回、RNAメチル化解析は、その品質不良により安定した解析結果が得られなかったものの、DNAメチル化に関しては、DNAメチル化網羅的解析を行い、その結果から、孤発性大腸癌ならびに潰瘍性大腸炎関連大腸癌特異的に高メチル化を呈するCpGサイトを同定した。また同部位のメチル化を、非癌部直腸粘膜組織検体を用いて定量を行うことで、癌合併潰瘍性大腸炎症例を診断できる可能性を明らかにした。

自由記述の分野

エピゲノム

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回、潰瘍性大腸炎における様々な部位の大腸粘膜におけるメチル化の程度を明らかにし、さらに内視鏡検査にて簡便に評価可能かつ肛門鏡で生検可能な直腸粘膜を用い、そのメチル化のField effect/cancerizationを用いた大腸全体の癌化の状況を判別する概念を確立することはこれまでにない新しいアプローチとなる。

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公開日: 2022-01-27  

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