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2020 年度 研究成果報告書

胆汁中エクソソームmRNA、miRNAを用いた移植後拒絶反応診断

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08622
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

菅原 寧彦  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (90313155)

研究分担者 吉井 大貴  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 学術研究員 (00792582)
日比 泰造  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (10338072)
大矢 雄希  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90613422)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード拒絶反応
研究成果の概要

肝臓移植術後の移植肝の胆管に挿入された外瘻チューブから胆汁を7、10、14、17、21、24、28、35、38、42病日に1ml、サンプリングした。胆汁中からmiR221を抽出した。2019年6月から2020年10月まで教室で施行した生体肝移植症例のうち同意が得られた11例を対象とした。11例のうち、肝生検にて拒絶反応の診断ができた症例は2例で、各々11病日、19病日に診断された。miR221はこれらの症例で、各々7病日、14病日からレベルが低下していた。拒絶反応を認めなかった9例では、経過観察中、いずれもmiR221の有意な低下を認めなかった。

自由記述の分野

肝移植

研究成果の学術的意義や社会的意義

周術期にはグラフトは再生しているためmiR221が発現亢進している。拒絶反応があり、再生のプロセスが阻害されると、miR221の発現も抑えられる可能性がある。胆汁中のmiR221レベルの測定で、肝移植後の拒絶反応の診断ができる可能性が示唆された。

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公開日: 2022-01-27  

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