研究課題/領域番号 |
18K08730
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 友彰 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (80402709)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 血管周囲脂肪 / 炎症性サイトカイン / インターロイキン |
研究実績の概要 |
2018年度は6月に検体採取が終了し、8月ごろより順次検体である脂肪組織の中に発現している炎症性マーカーを測定してきている。一部の測定はまだ残存している。 現在、約8割のデータが上がってきている状況であり、今後どのように解析していくかを勉強中である。これまでにほとんど全例がない実験であり、解析の方向性を学会や雑誌を通じて勉強している状況であり、解析に関しては方針が決まり次第開始する予定である。 データの一部を提示する。 冠動脈周囲、皮下、心房、内胸動脈周囲、胃大網動脈周囲、大動脈周囲の脂肪に含まれる炎症性サイトカインを測定した。動脈硬化を有する血管周囲の脂肪には有意に高い炎症性サイトカインの発現がみられることが傾向として分かったところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データはほぼ出揃ったが、それらをどのように解析するのかは、全例がない実験であり勉強が足りていない。その勉強を次年度に行うことになる。学会や雑誌などを参考し、得られたデータの解析方法を検討していく
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今後の研究の推進方策 |
2019年度はデータの解析を開始する。いくつかの結果がえられるはずであり、適宜学会発表を行っていく。それらを2020年度に論文としてまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
2018年度は主に測定を行っており、試薬など物品費がメインであった。2019年度は国内外の学会に出席予定であり、旅費などが増える可能性がある。
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