心臓を止めずに心臓内の手術を行う技術を開発する第一歩として、3D超音波で心臓内を見ながら操作を行うための手術器具を作製しなければならない。現在用いている金属製の器械は見えない部分ができたりノイズのため、安全に手術が進められない。この問題を解決するために、研究を行った。 これまで常識だった「つるつるの表面」は、かえってノイズを生じたり見えない部分ができてしまい、この方法には適していない。むしろ、ざらざらであったり、プラスチックの素材の方がエコーでは見えやすいことがこの研究で明らかとなった。3Dエコー画像を立体視できる特殊なめがねの開発も合わせて行っていきたい。
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