• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

内胸動脈の細胞を立体化して新たに内胸動脈を作る基盤技術開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K08740
研究機関熊本大学

研究代表者

福井 寿啓  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50445045)

研究分担者 田爪 宏和  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (10648273)
岡本 健  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (20372782)
若山 友彦  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (70305100)
野口 亮  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (70530187)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード再生医療 / 組織工学 / 血管再生 / 内胸動脈 / 冠動脈バイパス術
研究実績の概要

内胸動脈の構造・機能解析 臨床上バイパス後に余剰となった内胸動脈を利用して、内径、内膜、中膜、外膜の厚さ、細胞配列、細胞密度、細胞外マトリックス解析(collagen type、エラスチン)の解析を行った。
内胸動脈、伏在静脈の余剰サンプルをGC/MSを用いたメタボローム解析を行い、代謝活性の違いを解析した。
研究成果は再生医療学会などで発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

臨床データ解析と、組織工学による組織の解析が本年度中に終了したため。

今後の研究の推進方策

独自に開発した、3次元血管構築システムそのものをバージョンアップさせ、血管内皮細胞、平滑筋細胞、線維芽細胞を用いて、内膜中膜外膜の血管の三層構造をもち、かつ内径、厚みなどが内胸動脈に近い構造で細胞を3次元化した血管構造体を作成。
血管として培養を14日間程度行い、組織学的評価や、強度の評価などを行う。

次年度使用額が生じた理由

試薬代をたの科研費と合算したため、予定より使用しなかったため。来年度の物品費などに使用予定。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 細胞のみを3次元化させ細径動脈を作製する技術開発‐内胸動脈との構造比較‐2018

    • 著者名/発表者名
      野口亮、福井寿啓ら
    • 学会等名
      日本再生医療学会

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi