研究課題/領域番号 |
18K08768
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
益田 宗孝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (10190365)
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研究分担者 |
富永 訓央 横浜市立大学, 附属病院, 指導診療医 (00818049)
藪 直人 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (10760316) [辞退]
郷田 素彦 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (30644570)
澁谷 泰介 横浜市立大学, 附属病院, 指導診療医 (30818050) [辞退]
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 自家心膜 / 弁形成 / 心臓手術 |
研究実績の概要 |
プロトコールに従い、ラットモデルを用いて全身麻酔下に左開胸手術を行い、自己心膜を採取した。0.6%グルタルアルデヒド液を用いて常温で1分,3分、5分および10分の固定を行ったものと、これに加えて98%エタノールで1分、3分、5分および10分の追加処理(抗石灰化処理を行ったものを作成し、これを顕微鏡下にマクロの組織検索と石灰化の定量的評価した)を行い、コントロール値とする。その後、皮下に移植し、1~5週まで1週毎に摘出して顕微鏡下にマクロの組織検索と石灰化の定量的評価を行い、至適処理時間と方法を決定した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究実績の概要で述べたように、ラットの自己心膜を摘出し、0.6%グルタルアルデヒド液を用いて常温で1分,3分、5分および10分の固定を行い、これに加えて98%エタノールで 1分,3分、5分および10分の追加処理を行った。顕微鏡下にマクロの組織検索と石灰化の定量的評価を行ったが、標本があまりにも薄くて、上記評価が困難であることが判明した。
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今後の研究の推進方策 |
前述の如く、ラットモデルでは適切な評価が困難であることが判明したため、適切なモデルの検討を行っており、現在、ラビットモデルでの検討を始めている。
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次年度使用額が生じた理由 |
(理由)ラットの実験が規定通りに進まず、学会での発表ができなかったため。 (使用計画)ラビットへの実験系へ変更することも検討しているので、実験用消耗品費へ充てる予定。
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