研究課題/領域番号 |
18K08774
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新垣 雅人 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (30788245)
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研究分担者 |
櫻井 遊 千葉大学, 大学院薬学研究院, 特任助教 (00707234)
加藤 達哉 北海道大学, 大学病院, 講師 (20624232)
樋田 泰浩 北海道大学, 大学病院, 准教授 (30399919)
海老原 裕磨 北海道大学, 医学研究院, 特任講師 (50632981)
加賀 基知三 北海道大学, 大学病院, 講師 (80224335)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 5-ALA / マウスxenograftモデル / photosensityzer / rabbit orthotopic model |
研究実績の概要 |
5-ALAの含め複数のポルフィリンを主体としたphotosensityzerを使用し、マウスxenograftモデルでの腫瘍集積性を検討した。使用細胞株はヒト肺腺癌細胞株であるA549と扁平上皮癌細胞株であるH2170、またマウス悪性胸膜中脾腫細胞株であるAE17OVAを使用した。投与濃度と投与から解析までの時間を比較検討し、蛍光強度を解析し、至適投与濃度、至適観察時間を確認した。5ALAも含め複数photosensityzerを投与後にマウスxenograftモデルに投与し、生体内のphotosensityzerの他臓器への集積を蛍光強度にて解析した。photosensityzer投与後のマウスxenograftを使用し、腫瘍摘出後に正常ブタ肺の胸膜直下に留置し、正常肺越しに蛍光を確認できるか確認したところ、maestroを使用し確認したところ,5ALAにおいてはblue light excitationによって励起される蛍光は非常に浅い位置に腫瘍を留置した場合でも観察されなかった。現在red light excitationを使用し、蛍光が観察される条件を検討している。比較対象として使用している他のphotosensityzerは671nmのexcitaion lightにて励起されるため、胸膜下の腫瘍からの蛍光が確認できた。 並行してrabbit悪性腫瘍株であるVX2を使用し、rabbit orthotopic modelを作成中である同モデルを使用し、5ALAと他のphotosensityzerの集積性、径胸膜的な蛍光の観察が可能かどうか検討予定である。
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