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2021 年度 研究成果報告書

術後アウトカム指向麻酔法の探求:内因性睡眠物質を応用した円滑な周術期管理への道標

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08807
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

櫛方 哲也  弘前大学, 医学研究科, 准教授 (80250603)

研究分担者 廣田 和美  弘前大学, 医学研究科, 教授 (20238413)
二階堂 義和  弘前大学, 医学研究科, 講師 (50613478)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード麻酔 / 睡眠 / 覚醒 / オレキシン / 術後アウトカム
研究成果の概要

高齢化,手術適応の拡大に伴う症例数の増加、病態の多様化は著しいリスクの増大をもたらしている。また、入院日数の短縮、医療費削減などの社会的要請もますます強まっている。このような状況で麻酔科学には安全性、快適性、経済性という相反する因子を調和させることが求められている。この為、周術期管理を適切に行うことで患者様の予後の改善に寄与する(ERAS)という考えが提唱されている。本研究によりオレキシンなどの内因性睡眠覚醒物質が麻酔後の睡眠障害、麻酔・鎮痛機序、周術期の病態の改善に寄与する可能性を示唆された。

自由記述の分野

麻酔科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化,手術適応の拡大に伴う症例数の増加、病態の多様化、入院日数の短縮、医療費削減などの社会的要請が益々高まっている近年、麻酔科学には安全性、快適性、経済性という相反する因子を調和させ、社会的要請に応えることが求められている。生体が内在する内因性睡眠覚醒関連物質オレキシンなどは抗炎症作用、抗うつ作用などを有する。生体リズムを整える内因性機構は平成29年度のノーベル賞受賞となった体内時計をはじめ、生体の機能維持に注目されている。これらの物質を用いて上記の課題の解決を可能な限り副作用が少なく解決する方法の確立を目指し、麻酔科学の発展に寄与するとともに、得られた知見を社会に還元する意義を有する。

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公開日: 2023-01-30  

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