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2022 年度 研究成果報告書

ワイヤレス給電式医療機器の導入に向けた試み

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08857
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

藤原 茂樹  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (90434505)

研究分担者 大浦 邦彦  国士舘大学, 理工学部, 教授 (40277819)
北畑 洋  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (60161486)
立原 敬一  群馬医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (90570903)
敖 金平  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (40380109)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードワイヤレス給電 / 無線電力伝送 / 窒化ガリウム / 半導体 / 医療機器 / 生体情報モニタリング / 遠隔地・僻地医療 / 在宅医療
研究成果の概要

医療機器のワイヤレス給電に関する研究を施行するのと同時に遠隔地や在宅医療で使用できる医療機器や通信ネットワークも開発した。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、在宅療養する患者に役立てるため、改良プロトタイプ機を作成した。改良機は徳島県発明協会で、徳島市長賞を受賞した。また、窒化ガリウムを使用した半導体によるワイヤレス給電に関する研究においては、国内外で特許権を取得しました。電波シールドルームでの実験では、約2mの距離での送電に成功した。さらに、2019年のヨーロッパ麻酔学会では、徳島県からは唯一、本研究が採択され、研究結果を発表した。本研究は国内外で注目を浴びることとなった。

自由記述の分野

臨床工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

新型コロナウイルス感染症に罹患し在宅療養する患者に役立てるため、改良プロトタイプ機を作成し、この改良機が徳島県発明協会で徳島市長賞の受賞につながったことは、本件研究の注目度の高さと社会的貢献度に期待がされていることに改めて気づかされることとなった。また、ワイヤレス給電に関する研究においては、レクテナアンテナに使用した窒化ガリウム半導体の製法について、国内外と合わせて4か国で特許を取得できたことは、我が国の半導体分野での研究の復活の狼煙となることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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