研究課題/領域番号 |
18K08982
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研究機関 | 明治国際医療大学 |
研究代表者 |
樋口 敏宏 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 教授 (80218700)
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研究分担者 |
梅田 雅宏 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 教授 (60223608)
田中 忠蔵 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 名誉教授 (80163541)
渡邉 康晴 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 准教授 (90454537)
河合 裕子 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 助教 (90555616)
萬代 綾子 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 助教 (20769343)
村瀬 智一 明治国際医療大学, 医学教育研究センター, 助教 (00708943)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 酸化ストレス / グリンパティックシステム / MRI / 脳代謝 |
研究実績の概要 |
グリンパティックシステムが水や代謝基質の脳組織への移動や排泄に重要な働きをしていることが明らかとなるとともに、その機能障害がアルツハイマー型認知症、外傷性脳症、水頭症の原因となることが報告されている。本研究は、MRI装置を用いて酸化ストレス情報とグリンパティックシステムの画像診断法を開発することを目的としている。これまでの研究で、ADCを用いて水のダイナミックスを評価するとともに、代謝物測定としてグルタチオンの抽出に注力してきた。今年度はヒトを対象とした実験の実施を予定していたが、実験を実施できない期間が長期にわたり、被験者を対象としての研究をまとめることができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染拡大による活動自粛により実験等が実施できない期間が長期にわたり、研究が遂行できなかった。
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今後の研究の推進方策 |
ストレスの評価としての代謝物の評価を進める。また、現在も地域ごとに継続している緊急事態宣言等の影響を大いに受けることを鑑み、他施設での実験実施も視野に入れ、リモートでの実験実施環境の構築も進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染拡大による活動自粛により、実験等が実施できない期間が長期にわたり、被験者への謝金など実験に必要な費用が生じなかった。また、学会が延期またはオンライン開催になったことから、旅費等に必要な費用が生じなかった。これによって生じた次年度使用額は、測定解析に必要な電子部品、データ保管のためのストレージ、リモートで研究を実施する環境の整備、加えて成果発表のための論文投稿費として拠出する予定である。
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