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2020 年度 研究成果報告書

Inflammasomeの評価による筋痛の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

綿貫 宗則  東北大学, 大学病院, 講師 (90451575)

研究分担者 萩原 嘉廣  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (90436139)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードMuscle pain / Inflammasome / Uric acid / Electrical stimulation / Mechanical hyperalgesia
研究成果の概要

本研究は、過剰収縮により痛みを生じた筋組織において、尿酸値の上昇・inflammasomeの活性化・pro-inflammatory cytokineの上昇が、筋痛の発生に関連するかを明らかにするものである。マウス筋痛モデルによる評価の結果、尿酸濃度、inflammasome関連蛋白、pro-inflammatory cytokineが筋痛群で有意に上昇し、各種inhibitor投与により筋痛が改善した。このことから、筋痛におけるinflammasomeの活性化・pro-inflammatory cytokineの上昇の関与が分かった。

自由記述の分野

整形外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、過剰収縮により生じた筋痛におけるinflammasomeの活性化・pro-inflammatory cytokineの上昇の関与が明らかになった。ことことから、尿酸やinflammasome、pro-inflammatory cytokine等を標的とした全く新しい筋痛治療法の開発が可能になる。特に尿酸生成阻害剤、尿酸排泄促進薬、IL-1βアンタゴニストなどは、既に他の病態に対して臨床応用されており、本研究の成果は、これらの薬剤の筋痛への臨床応用へと直結する。

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公開日: 2022-01-27  

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