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2020 年度 研究成果報告書

細胞核構造の変遷に基づく骨芽細胞特異的遺伝子発現制御メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09047
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関東京歯科大学

研究代表者

中村 貴  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (80431948)

研究分担者 小野寺 晶子  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90637662)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードRunx2 / アルカリホスファターゼ / 骨芽細胞分化
研究成果の概要

Runx2による骨芽細胞分化の詳細なメカニズムについて検討した結果、これまで石灰化に重要であるとされてきたアルカリホスファターゼが骨芽細胞分化促進因子として機能している事を明らかにした。さらに骨細胞分化はアルカリホスファターゼによって産生されたリン酸が重要であり、骨芽細胞分化のマスター転写因子であるRunx2は必要とされない可能性が示唆された。また、その過程で頭蓋骨の直下に存在する硬膜細胞が骨芽細胞前駆細胞である可能性が示された。

自由記述の分野

骨代謝

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化社会を迎えた我が国では骨粗鬆症などの骨疾患患者数の増加が問題となっており、これに対する新たな予防法・治療法の開発が求められている。本研究ではアルカリホスファターゼが骨形成を直接促進する因子である事が明らかとなったことから、アルカリホスファターゼを標的とした硬組織疾患に対する新規予防法・治療法の開発が期待できる。

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公開日: 2022-01-27  

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