研究課題
AIを用いた運動機能評価と運動向上システムのためのシステム作りは①通信環境整備と②運動方法の確立が必要である。通信環境の整備には2018年度、2019年度はインターネットSkypeを利用した運動療法の指導を10名に対して行った。一会場で行うことには問題は生じなかった。しかし個別の指導は3名で困難だった。高齢者に適した「カピバラ体操」を作成して実際に北海道八雲町と大阪府柏原市で対面での運動指導をした。カピバラ体操の運動方法のパンフレットが完成した。Webを介した運動指導システムから運動の動画配信が可能になった。しかし問題は高齢者が個人でインターネットに接続する方法が現在までに確立していないことである。一斉配信して同時に多数が参加する運動システムが完成できていない。インターネットに慣れない高齢者に個人で参加させることが現状では困難な状況である。主任研究者と住民との2会場でならWebによる運動指導は可能になっている。2020年度2021年度はコロナ感染症の蔓延により運動教室の開催が中止となった。運動方法は「カピバラ体操」としてすでに住民参加を実証した。ロコモ/フレイルに対して有用な方法である。25年間継続している北海道八雲町の運動器検診は同様に自治体の協力が十分得られている。2022年度には画像配信が高齢者の複数名に配信できる体制を構築したい。運動向上システムの対象者を今まで行ってきた診療所の情報発信を変更する。このためには柏原市のボランティアおよび社会福祉協議会と共同して行う計画にする。
4: 遅れている
高齢者のインターネットの使用状況を過大評価していたことが問題であった。自治体と連携したシステムを構築する予定である。
25年間継続している北海道八雲町の運動器検診は同様に自治体の協力が十分得られている。2022年度には画像配信が高齢者の複数名に配信できる体制を構築したい。運動向上システムの対象者を今まで行ってきた診療所の情報発信を変更する。このためには柏原市のボランティアおよび社会福祉協議会と共同して行う計画にする。
調査研究が実施できなかったため。
すべて 2022 2021
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
J Clin Med. 2022 Feb; 11(3): 610.
巻: 11 ページ: 610-610
10.3390/jcm11030610
Nagoya J Med Sci. 2022 Feb; 84(1):
巻: 84 ページ: 60-68
10.18999/nagjms.84.1.60
Orthop J Sports Med. 2021 Oct; 9(10)
巻: 9 ページ: 232-233
10.1177/23259671211046964
Biomed Res Int. 2021
巻: 80 ページ: 2012-2015
10.1155/2021/6622398