研究実績の概要 |
12週齢の雄性Sprague-Dawleyラット(n=16)の右後肢にアキレス腱切腱術を行い,筋機能不全モデルを作製した.アキレス腱切腱術後2,4,8週でMRI撮像と筋力測定を行なった. MRI撮像は,動物用のMRI装置(Varian MRI system 7.04T)を用いて行った.関心領域は下腿三頭筋筋腹中央とした.b-value を100,350,500,1000に設定し,DTIパラメータを算出した.DTIパラメータとしてλ1,λ2,λ3,およびFAを算出した.筋力測定では,吸入麻酔下に経皮的電気刺激を行うことで,足関節底屈筋力を測定した. 得られたDTIパラメータと筋力の相関について検討した.加えて同部位の組織切片を作製した.
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