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2018 年度 実施状況報告書

認知機能低下や自己効力と運動器の疼痛や機能障害との関係を明らかにする探索的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K09113
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

大谷 晃司  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50285029)

研究分担者 関口 美穂  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00381400)
小野 玲  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (50346243)
紺野 愼一  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70254018)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード軽度認知機能低下 / ロコモ / 自己効力 / 慢性疼痛
研究実績の概要

研究1:認知機能低下や自己効力と運動器の疼痛や機能障害(ロコモ)の程度との関係;平成30年度は、南会津町、只見町に在住する住民に対して、慢性痛やHR-QoL、あるいはロコモ25等の調査を3117名、握力とか片脚起立といった簡易体力測定を2118名、MoCA-Jによる軽度認知機能障害の評価を220名に行った。平成31年/令和元年は、福島医大倫理委員会承認のもと、平成30年度の調査に加え、自己効力を調査項目に加え、平成31年4月より調査開始予定である。令和元年度は、認知機能低下や自己効力と運動器の疼痛やロコモとの横断研究を行うと共に、1年間における運動器疼痛の変化について、1年経過時の自己効力の程度がそのように影響を与えているかの検討を行う。
研究2:認知機能低下はロコモ予防のための運動療法の効果に影響を与えるか;平成30年度は、只見町のコースとして継続される健康運動教室参加者28名に対し、教室開始前と開始後に各種測定を行った。各種評価項目の変化はバラバラであり、解析数が28と少数のためか、統計学的に有意な情報を見いだすことはできなかった。令和元年度は、介入方法の変更と参加数を増加させる方法を町と相談する予定である。さらに、豪雪地帯である只見町の運動状況を図るため、加速度センサーを希望者に貸与し、季節間の運動の状況(逆に言えば、被座位時間の測定)を行い、これに対する認知機能低下や自己効力と運動器の疼痛やロコモとの関係を明らかにする横断研究を行いたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成30年度は、自己効力に関する調査を行うことができなかったため。

今後の研究の推進方策

令和元年度からは、予定通りの調査研究が進む予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究費の交付が決まった段階で、平成30年度の調査は開始されており、アンケート印刷代や研究に関する業務委託が発生しなかったため、次年度使用額が生じた。また、令和元年度は、予定通り、あるいは予算以上の使用額が生じる見込みである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Impact of locomotive disorders on the correlation between depression and physical activity/inactivity in community-dwelling elderly.2018

    • 著者名/発表者名
      Ono R, Murata S, Omata J, Endo T, Otani K
    • 学会等名
      7th International Society for Physical Activity and Health Congress
    • 国際学会

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公開日: 2019-12-27  

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