研究課題/領域番号 |
18K09113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
大谷 晃司 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50285029)
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研究分担者 |
関口 美穂 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00381400)
小野 玲 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (50346243)
紺野 愼一 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70254018)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ロコモティブシンドローム / 自己効力 |
研究成果の概要 |
自己効力調査の指標であるGSES(general self-efficacy scale)とPSEQ(pain self-efficacy questionnaire)は、年齢との相関関係は認められなかった。一方、GSESのロコモ度1と2の間を除き、GSES、PSEQともに、ロコモ度が上がると自己効力感は低下していた。予備検討では、四肢の慢性疼痛を有する部位の数とGSESやPSEQはごく弱い相関関係を認めるのみに対し、ロコモ度が上がるにつれ、慢性疼痛を有する部位の数は明らかに増加することから、GSESやPSEQといった自己効力は、直接、ロコモ度に関係している可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
整形外科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、GSESやPSEQといった自己効力は、年齢とは別に直接、ロコモ度に関係している可能性が示唆された。したがって、自己効力感を改善することができれば、ロコモの発生や進行が予防できる可能性を明らかにしたことは、健康寿命延伸のために、重要な知見であるとおもわれる。
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