• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

変形性関節症の病態評価、早期診断を目指した新規血清中バイオマーカーの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K09122
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関藤田医科大学

研究代表者

山田 治基  藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (40146626)

研究分担者 土田 邦博  藤田医科大学, 総合医科学研究所, 教授 (30281091)
吉村 典子  東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (60240355)
森田 充浩  藤田医科大学, 医学部, 准教授 (80511287)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード変形性関節症 / バイオマーカー
研究成果の概要

軟骨のバイオマーカーは単に変形性関節症の診断および評価だけでなく、治療薬物の有効性を評価することも期待されるが、現時点で軟骨バイオマーカーとして確立されているものはない。本研究の目的は、手指の変形性関節症を対象にしたバイオマーカーを検索することである。診断基準に従い、当施設の外来で変形性手指関節症が診断され、当研究に同意された患者を対象とした。全部で30症例の採血サンプルが、当施設のバイオバンクに保存された。既知のOAに対するバイオマーカー候補をELISAを用いて測定したが、現時点では有意な結果は出ていない。今後、プロテオミクスを用いて新規バイオマーカーを検索する予定である。

自由記述の分野

整形外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

変形性関節症の病理学的メカニズムは未だ完全には解明されていない。その中で、バイオマーカーは関節構成体の代謝や機能を反映しており、軟骨、骨、滑膜などの関節構成体の病態を評価することが可能と期待されている。これらのバイオマーカーは単に変形性関節症の診断、評価だけでなく、未発症例からの新たな発症や既発症例の病変進行の予知、さらには変形性関節症の治療薬物の有効性を評価することへ期待されるが、今後の我々の更なる結果は、超高齢社会の我が国における健康寿命の延伸に大きく貢献するものと思われる。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi