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2020 年度 研究成果報告書

常染色体優性多発性嚢胞腎の全ゲノムシークエンスの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09151
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

堀江 重郎  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40190243)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード多発性嚢胞腎 / ADPKD / PKD1 / PKD2 / 生殖細胞系列
研究成果の概要

常染色体優性多発性嚢胞腎の生殖細胞系列変異の解析と、その病態との関連を検討した。ターゲットシーケンスとして、対象疾患ならびに鑑別すべき疾患の既知原因遺伝子をターゲットとした生殖細胞系列変異のパネル遺伝子検査を行った。
2020年度までに全258例の解析が終了し、SEC63変異1例、OFD変異1例、GANAB変異1例を認めた。また、PKD1変異186例、PKD2変異69例であり、PKD2変異が全体の26.7%と、これまでの報告に比べやや頻度が高かった。

自由記述の分野

泌尿器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

同一家系内での解析は20家系計44名であり、家系内の遺伝子変異部位は一致した。親もしくは同胞の年長者(A)の腎機能と、子もしくは同胞の年少者(B)がAの年齢に達した時の予測腎機能(Mayo分類より算出)を比較したところ、Aの実測eGFR値とBの予測eGFR値の差が15mL/min/1.73m 2 以下であったのは、11家系(55%)であった。同一家系内の遺伝子解析にMayo分類を組み合わせると腎予後予測に有用な可能性が示唆された。

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公開日: 2022-01-27  

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