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2019 年度 実施状況報告書

フラボノイド系化合物による膀胱時計調律機構の解明と夜間頻尿患者の時間治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K09154
研究機関独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター)

研究代表者

伊東 晴喜  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10817448)

研究分担者 後藤 崇之  京都大学, 医学研究科, 助教 (90806605)
根来 宏光  筑波大学, 医学医療系, 講師 (80708595)
奥野 博  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 内分泌代謝高血圧研究部, 研究室長 (90263079)
坂根 直樹  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード夜間頻尿 / 時計遺伝子 / ノビレチン
研究実績の概要

(臨床研究)2019年度はさらに登録をすすめるため、男性女性の枠をなくし京都大学での認定倫理審査委員会、京都医療センター倫理審査委員会に変更申請を行った。2020年3月末現在で患者登録数は24人(男性16人、女性8人、目標症例数40人)であり、試験継続中である。また特定臨床研究のため定期報告を行い2020年3月認定倫理審査委員会より承認を得ている。しかし年度末からコロナウイルス感染症の影響が出ている。
(基礎研究)フラボノイド系化合物のvivoでの投与実験を行うにあたり、膀胱時計遺伝子が発現低下している評価モデルとして、Cre-loxPシステムを用いて尿路上皮特異的Bmal1KOマウスを作成した。UPK2CreマウスとBmal1f/fマウスを交配させ、目的マウスを作成した。validationとして免疫染色、qPCR、WBを施行し尿路上皮でのBmal1発現が抑制されていることを確認した。このマウスの排尿行動を測定し、フラボノイド系化合物の投与モデルとして適切であるかどうか検証中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

臨床研究において、疫病であるコロナウイルス感染症の問題が出てきて2020年2月頃より患者も医療機関を受診しにくくなり当方も臨床試験登録を勧めにくくなった。

今後の研究の推進方策

臨床研究において、コロナウイルス感染症の問題が軽減、終息するのを待ちつつリクルートを進める。

次年度使用額が生じた理由

当初遺伝子検査費用として使用する事を想定していたが、一定数症例が蓄積した状態で検査することしたため。患者リクルートを引き続き行い一定の症例数となれば解析する方針である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] フラボノイド系化合物ノビレチンの膀胱時計遺伝子発現に対する影響2019

    • 著者名/発表者名
      河野仁、根来宏光、上田政克、千菊敦士、小川修
    • 学会等名
      第26回時間生物学会

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公開日: 2021-01-27  

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