研究課題
課題目標に沿って、2018年以前の検体群とも合わせ、従前から継続している分子型別、耐性サーベーランスの2017~2018年の集計結果をまとめた。また、2014~2018年の国内梅毒トレポネーマDNAのゲノムシーケンス解析結果を投稿論文で公表した。この論文において、課題の目標の1つとしていた近縁関係にある株群、今回は日本株と中国株とをほぼ細分化できる1塩基置換を同定した。またこれとは別に2020年初頭から、Washington大、L. Giacani主導の、梅毒ワクチン開発を目指した世界各国の梅毒トレポネーマゲノム解析プロジェクトに参加して2019年1月~2020年2月までの日本国内陽性例82サンプルを共有し、共同でデータ解析を行っている。
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