研究成果の概要 |
これまでの臨床的知見から子宮体癌担癌状態では着床が成立しないことが知られている。そこで、子宮体癌由来細胞株よりリプログラミング細胞を作製し、DNAのメチル化および着床能変化を解析することで子宮体癌における着床阻止メカニズムの探索を目的とした。 作製された(Reprogrammed-Cancer cells, RC細胞)は未分化マーカーの発現上昇や、in vitro着床試験による着床能の亢進が認められた。また、DNAメチル化アレイ解析から親株とRC細胞間で4.2% (31,511/747,192) のCpGに有意なメチル化率の差が認められた(p<0.05, |β|>0.25)。
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