頭頸部癌治療前および治療後の咽頭うがい液に絞ってサンプルの収集を引き続き行っている。DNA精製、およびウィルス検出については先行研究がアクセプトされ、Head&NeckおよびOto-HNSにアクセプトされた。 本内容はHPVウィルスに対して最適化されたプライマー、およびプローブにより臨床検体からのHPV検出率が之までのプライマー、プローブよりも検出率に優れているという結果であった。本研究は頭頸部癌領域ではかなり高い評価を得られ、論文中の図表が雑誌のら病誌を飾ることができた。 また、その次報として、実際に無症状検体、頭頸部癌の咽頭うがい液の検体および治療後の検体の中からHPV検出率およびメチル化遺伝子検出を用いて、リキッドバイオプシーの検出率向上に寄与する報告と考えられた。 本研究はその研究を継続すべく臨床検体からのDNA精製を続けている。
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