研究課題/領域番号 |
18K09352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 元彦 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (50326138)
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研究分担者 |
飛田 秀樹 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (00305525)
尾崎 慎哉 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (70646455)
中村 善久 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (90360023)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 制御性B細胞 / siRNA |
研究成果の概要 |
siRNAを用いて抗原特異的制御性B細胞を誘導することができた。また、制御性B細胞により制御性T細胞を誘導することが可能であった。さらに、抗原特異的制御性B細胞をマウスに投与することによりアレルギー性鼻炎やスギ花粉症による鼻症状が抑制された。抗原特異的制御性B細胞を用いた治療法がアレルギー性鼻炎やスギ花粉症に対する有用な新規治療法である可能性が示された。
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自由記述の分野 |
耳鼻咽喉科学関連
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの患者さんがアレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎に悩んでいるが、未だ有用な治療法は確立されていない。そのため、有用な新規治療法の開発がまたれている。また、本研究では制御性B細胞を誘導することに成功したが、制御性B細胞をマウスに投与することによって、アレルギー性鼻炎やスギ花粉症の症状が抑制された。即ち、本研究によって制御性B細胞を用いた治療法がアレルギー性鼻炎、花粉症に対する有用な新規治療法である可能性が示された。
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