• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

炎症性サイトカインからみた内耳性難聴の病態解明と個別化医療への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K09376
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター) (2022)
名古屋大学 (2018-2021)

研究代表者

寺西 正明  独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), 耳鼻咽喉科, 医長 (20335037)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード内耳 / サイトカイン
研究成果の概要

内耳性難聴および難聴の裏返しである耳鳴は、病態は不明の点が多く、治療法もいまだ確立されていない。内耳性難聴や耳鳴は、環境要因や遺伝要因含めた多因子により発症するものと考えられる。本研究では、臨床的研究として内耳性難聴や耳鳴のある症例での酸化ストレスや炎症性サイトカインの関連を検討した。耳鳴のリスクにuncoupling protein 1, 2およびprotein kinase C-eta の遺伝子多型が関連し、メニエール病にはplatelet glycoprotein Ia多型がリスクとなることがわかった。

自由記述の分野

医歯薬

研究成果の学術的意義や社会的意義

内耳性難聴や耳鳴は、病態は不明の点が多いが、環境要因や遺伝要因含めた多因子によるものと考えられる。本研究の成果により耳鳴やメニエール病で遺伝要因の関与が考えられた。内耳MRI画像の進歩により内耳血管透過性亢進や内リンパ水腫の評価が可能となった。画像所見も含めて病態を分類し、内耳性難聴や耳鳴の個別化医療に向けての基礎的なデータになることが考えられる。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi