研究課題
基盤研究(C)
本研究では新方式のリファレンスフレームを試作し、模型および献体での検証を行い、実手術で安定して使用できる清潔、低侵襲性、高精度、高安定性の全てを兼ね備えたナビゲーション手術を確立すること目標としている。その初段階としてナビゲーションのリファレンスを無侵襲的に患者に取り付ける手法につき試作品を作成した。
耳鼻咽喉科学
本研究はリファレンスフレームの侵襲性、清潔度、精度、安定性を高次元で達成するという直接的な成果が期待できるだけでなく、ナビゲーション手術を言い訳にした手術侵襲性/清潔度の妥協は一切行うべきでないというコンセプトを強く主張する意味もある。頭頸部領域はナビゲーションの要求精度が最も厳しい。この分野で侵襲度を上げずに高精度を出せるナビゲーション技術の研究成果は、当該手術分野に限らず全ての手術分野に応用できる。