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2020 年度 研究成果報告書

唾液腺腫瘍自然発生モデルマウスの確立とそのメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09382
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

折舘 伸彦  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (90312355)

研究分担者 蓮見 壽史  横浜市立大学, 医学部, 助教 (40749876)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード唾液腺特異的ノックアウトマウス / 条件特異的遺伝子破壊 / FLCN
研究成果の概要

研究代表者は、FLCN、FNIP1&FNIP2遺伝子コンディショナルノックアウトマウス(FLCN f/f 、FNIP1 f/f & FNIP2 f/f)と唾液腺特異的にCreリコンビナーゼを発現するトランスジェニックマウスMMTV-Creを交配し、唾液腺特異的FLCNノックアウトマウスおよび唾液腺特異的FNIP1/FNIP2ノックアウトマウスの作製を行った。対照群として、ヘテロノックアウトマウス(FLCN f/+ Cre + 、FNIP1 f/+ FNIP2 f/+ Cre +)の作製を行った。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

唾液腺腫瘍は種類が多彩でありながら頻度は高くない。加えて、樹立された細胞株が少なく、疾患モデル動物もないため、腫瘍発生・進展メカニズムの研究に用いる材料が極めて限られ、その解明が進んでいなかった。疾患モデル動物については、例えば大腸癌研究でヒトの家族性大腸腺腫症の疾患モデル動物であるAPCノックアウトマウスが作製され、腫瘍形成メカニズムの解明に多大な貢献があったように、唾液腺腫瘍でも自然発生モデルマウスの確立が望まれていた。本研究で作製された疾患モデルマウスを用いて、唾液腺における遺伝子発現・タンパク質発現を網羅的に解析することが可能となり,腫瘍形成メカニズムを解明する端緒とすることができた。

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公開日: 2022-01-27  

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